立地条件で色々ある!土地活用の方法

土地の活用

掲載日:2016年12月19日
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立地条件で色々ある!土地活用の方法

アパートやビルを建てるにしても、駐車場にするにしても、やはり大事なのは立地条件です。立地から逆算して、選択肢を絞っていく方がよいというくらい、土地活用の方法に影響力を持ちます。空室リスクを避け、より収益を挙げるためにも、大事なこと。

ここでは、代表的な立地条件と、それに合う活用方法例を紹介していきます。

駅から近い土地の活用方法

人気の駅近立地。何を始めても上手くいく、と思われがちがですが、やはり向き不向きはあるものです。

初期投資を抑えるなら、やはり駐車場でしょう。ただし、周りにすでに営業中のところが多くあると思われますので、設定金額や入り口の配置などは調査しましょう。

また、初期投資額をある程度用意できるなら、ビル経営も適しています。もちろん、空室リスクは避けられませんが、駅近という条件だけでも、かなりニーズは高くなり、賃料も高くなります。店舗やオフィス、またメディカルビルとして、いくつかのクリニックに入居してもらうという選択肢もありますね。

駅近であれば、住宅としても人気はありますが、これは周辺環境に左右されることがあります。確かに、駅から近くて、商店街もすぐであれば、生活するには便利です。

ただし、あまりに夜遅くまで賑やかであったり、繁華街が近すぎて治安が落ち着かなかったりする場所であれば、生活環境にふさわしいとはいえません。もし賃貸住宅を始めるのであれば、ファミリー向けではなく、単身者向けの1ルームにしたほうがよいでしょう。

郊外のロードサイドの土地の活用方法

ロードサイドの土地で、駐車スペースをとれるのであれば、やはり店舗経営が適しています。

定期借地権を上手に利用すれば、資金面でも無理なく始めることができます。スーパーやファミレス、書店などだけでなく、100円ショップやパチンコ店やカラオケ店など、用途も様々です。初期投資がかからず、比較的収益が安定しているトランクルームも人気です。

また、最近では、高速道路のインターチェンジが近くなど、車での移動が便利な土地では、ビジネスホテルを経営するパターンもあります。

地形の悪い(変形)土地の活用方法


地形の悪い土地の場合、何となく活用そのものを諦めてしまいがちですが、立地に合わせた使い方を選べば、チャンスはあります。

例えば大きな道路に面していれば、トランクルーム経営に適しています。コンテナを置くタイプであれば、置き方次第で、土地を十分に活用できます。もし、その土地が広ければ、ゴルフの練習場なども可能です。

駅からの距離が近ければ、例え2~3台分だとしても、駐車場経営ができます。最近では、テレビ番組で取り上げられるような、狭小・変形の土地を活かした住宅も増えています。
思っているよりも、活用方法は様々ですので、一度不動産会社などに相談してみるとよいでしょう。

やはり大切なのは、今ある土地の特徴を捉えて、よりふさわしい土地活用方法導き出すこと。もちろん、「やりたいこと」を優先させて、すぐにアパートを建てたり、店舗経営を始めることは、悪いことではありません。

ただ、せっかくの立地を生かす方法を見つければ、より収益をアップさせることも夢じゃないかもしれませんね。